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 今日は６月１日、俗に言う衣替えの日です。
衣替えの習慣は、さかのぼる事平安時代の宮中行事から始まったと言われています。江戸時代には、公式に年に４回の衣替えを制度化され、明治時代になると、役人、軍人、警察官の制服を洋服に定め、夏服と冬服になりました。次第に民間人や官公庁、学校にも広がって６月１日と１０月１日が衣替えとなりました。
ただ、何回も書きましたが、今の温暖化時代には明治時代の決まりごとは、合わなくなってきています。裏地のない単衣は４月ごろからもう活躍しています。

当店の女将は４月から単衣です。長襦袢もその日の天候を考えて、単衣用の襦袢と、麻の長襦袢を使いわけています。

５月３１日のコーディネイトは、大島紬の単衣に貴久樹の名古屋帯。

 

 

 本日６月１日は、塩沢紬の単衣に、半巾帯の変り結びで。

 

 ３段のしめ片ばさみ

 

 半巾帯はとても楽で、帯揚げも結ばないので涼しいそうです。帯も衣替えですね。